KONAMIよ何故十二獣はこれで大丈夫と思ったのか?
吾輩はマジャである。そしてデュエリストでもある。
今回は十二獣について考えてみたいと思うのである。
まずは十二獣について簡潔に説明するのである。
十二獣とは6種類のメインデッキに入る十二獣モンスターの上に6種類のエクストラデッキの十二獣エクシーズモンスターを重ねていくランク4エクシーズが中心の獣戦士族のカテゴリーである。
メインデッキの十二獣は特定の発動条件で発動する誘発効果
エクシーズ素材となっている時「固有の効果」を付与する効果(エクシーズ素材になっている時に発動する装備魔法といえばわかりやすいかもしれないのである)を持つのである。
十二獣エクシーズモンスターは自分フィールド上の十二獣モンスターの上に重ねてエクシーズ召喚する効果
素材となった十二獣モンスターの攻撃力の合計分だけ攻撃力を上げる永続効果
そして固有の起動効果の三つの効果を持つのである。
十二獣に関する魔法、罠カードは現在4種類存在するのである。
十二獣は規制を受けるまでは非常に出張させやすいカテゴリーだったのである。その理由は「十二獣モラモルット」というモンスターと「十二獣の会局」という永続魔法にある。
まず「十二獣モラモルット」は素材になっていればエクシーズ素材をひとつ消費することによって同名モンスターをデッキより特殊召喚する機動効果を持つのである。
もちろんこの効果は「1ターンに1度しか発動できない」という制限はあるが問題は「新たに十二獣エクシーズモンスター重ねてしまえばモラモルットの効果を発動できること」である。実情1ターンに2度同名モンスターを特殊召喚できるのである。
そして「十二獣の会局」はもっとひどい
どこぞのBF使いもびっくりの「インチキ効果」である。
その効果とは「自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「十二獣」モンスター1体を特殊召喚する。」である。
何の問題もないようにも見えるであろう、このカードが「永続魔法」でなければ。
つまりはこのカード自身を破壊すれば事実上ノーコストで、しかも無条件でデッキよりモラモルットを特殊召喚できるのである。「炎王の強襲」ですら
「自分フィールド上にモンスターが存在する場合は発動できない」という制限が有る所を見ればこのカードがいかに異常かよくわかるのである。
更に十二獣エクシーズモンスターのうち「ブルホーン」と「ドランシア」の2体が更にインチキ効果に拍車をかけるのである。
まず「ブルホーン」は素材をひとつ取り除くことにより重戦士族を手札に加える効果を持つのである。
事実上好きな十二獣を手札に持ってこれるのである。しかも十二獣モンスターの上に重ねて出せるためディスアドバンテージは無しである。
そして最後に「ドランシア」を重ねるのである。このドヤ顔がトラウマになったデュエリストは大多数なのだ。
その効果は1ターンに1度素材を取り除きフィールド上のカードを1枚破壊するのである。
しかも「相手ターンにも発動できる」のである。
つまりは「十二獣の会局」1枚で
1 重戦士族を1枚サーチ
2 フィールド上のカードを1枚破壊する(さらに相手ターンにも発動できる)
3自分フィールド上にランク4のエクkシーズモンスターを1体エクシーズ召喚できる。
ごらんの有様である。
1枚のカードで4~5枚程度は軽くアドバンテージを稼げるのである。コナミはテストプレイをしていないのか?
いやいやそれ以前にテストプレイをしていなくてもこれはヤバイとなぜ気づけなかったのか?
長くなったので今回はここまで。
それではみなさん、またなのだ。
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