遊戯王今年の応募者全員サービスである。
吾輩はマジャである。応募者全員サービスである。
今回はVジャンプ2017年9月号で実施された応募者全員サービスのリンクモンスターを紹介していきたいのである。
「サイバース・アクセラレーター」
リンクモンスター
リンク3/光属性/サイバース族/攻2000
【リンクマーカー:左/右/下】
トークン以外のモンスター2体以上
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のバトルフェイズにこのカードのリンク先のサイバース族モンスター1体を対象として
以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
●そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで2000アップする。
●このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
トークン以外のモンスターを素材とするリンクモンスターである。
その効果はリンク先のサイバース族に効果を付与する効果である。
一つ目の効果は自身の攻撃力をリンク先のサイバース族に付与する効果である。
直接攻撃では総合ダメージが変わらないのでほかのモンスターとの効果のシナジーを考える必要が有るのである。
特に「サイバース・ウィザード」ならばデメリットが重複する上に貫通効果とでシナジーするので相性がいいのである。
二つ目の効果は2回攻撃付与である。
攻撃宣言を放棄する為このカードより攻撃力の高いモンスターを対象にしたいのである。
リンクモンスター内では攻撃力3000の「トポロジックボマードラゴン」が存在するのであるが効果の都合上並べるのは困難な上にアンチシナジーである。
メインデッキのモンスターでは攻撃力2800の「デュアル・アセンブル」が存在するのである。しかし自身の効果で特殊召喚した場合には攻撃力が半減してしまうのである。
「サルベージョン・ドライバー」の効果で2体並べるのも有効な手である。リンクマーカの関係から蘇生効果とも相性がいいのである。
効果よりもサイバース族デッキで組成を駆使してリンクマーカーを有効活用するリンクモンスターである。
「りローダー・ドラゴン」
リンクモンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻1800
【リンクマーカー:左/右】
「ヴァレット」モンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外の自分フィールドのリンクモンスター1体を対象として発動できる。
手札から「ヴァレット」モンスター1体を、
そのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはリンク素材にできず、
エンドフェイズに破壊される。
(2):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地の「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
ヴァレットモンスター2体を素材とするリンクモンスターである。
1の効果は手札のヴァレットモンスターを特殊召喚する効果である。しかしこのカード以外のリンクモンスターが必要な上にリンク素材にできないデメリットが大きく足を引っ張るのである。
自壊効果は各種ヴァレットモンスターのリクルート効果を発動できるのでデメリットは自然と帳消しにできるのである。
2の効果自身が破壊された場合にヴァレットモンスターを手札に加える効果である。
効果自体はアドバンテージを稼げるのであるが受け身な効果なので扱いが難しい効果である。
使いのならば蘇生効果を持つカードでいかに複数回効果を発動するのかを考える必要があるモンスターである。
「トリックスター・ブラッディマリー」
リンクモンスター
リンク2/光属性/天使族/攻2000
【リンクマーカー:右/左下】
「トリックスター」モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードのリンク先に「トリックスター」モンスターが召喚・特殊召喚される度に、自分は200LP回復する。
(2):手札から「トリックスター」カード1枚を捨てて発動できる。
お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする。
この効果の発動時に自分のLPが相手より2000以上多い場合、この効果で自分がドローする枚数は2枚になる。
トリックスター2体で出せるリンクモンスターである。
1の効果はライフ回復効果である。発動条件の都合上回数を稼ぎづらい上に回復量も微弱である。
後述の2の効果の発動条件を満たせればラッキー程度のおまけである。
2の効果はトリックスターモンスターをコストにした手札交換である。ただしお互いが1枚ドローするのでそのままでは相手の方が手札が多くなっていってしまうのである。
ライフさ2000以上ならばもう1枚ドローできるので可能な限り2枚ドローを狙いたいのである。
リンクマーカーの都合上どのモンスターゾーンでもそれなりの仕事をこなしてくれるので2枚ドローが狙えるときに特殊召喚していきたいのである。
「剛鬼デストロイ・オーガ」
リンクモンスター
リンク4/地属性/戦士族/攻2800
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
「剛鬼」モンスター2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先のモンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手は自身の墓地からモンスターを2体まで選んで特殊召喚する。
その後、特殊召喚したモンスターの数まで、
自分はリンクモンスター以外の「剛鬼」モンスターを自分の墓地から選んでこのカードのリンク先に特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「剛鬼」モンスターしか特殊召喚できない。
1の効果はリンク先に戦闘破壊耐性を付与する効果である。
あって困る効果ではないがリンクマーカーの位置が優秀なこのカードのほうが先に狙われてしまうのが難点である。
2の効果は相手に特殊召喚させてその数まで墓地の剛鬼モンスターを特殊召喚する効果である。
相手にモンスターを蘇生させてしまうデメリットが辛いのである。対して自分はこの効果を発動した場合には剛鬼モンスターしか特殊召喚できなくなってしまうのである。
アドバンテージを稼げる可能性は十分にあるものの、運用にはひと工夫必要な玄人向けの効果である。使うのならば墓地除外や特殊召喚を制限するカードと併用していきたいのである。
「サンダー・オーガ」の効果で手札の剛鬼モンスターを特殊召喚すればこのカードに繋げられるので選択肢としては悪くないカードである。
以上がVジャンプ2017年9月号で実施された応募者全員サービスのリンクモンスターである。
それではみなさん、またなのだ。
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